フランスGPを新しい目線で楽しむ方法

F1のフランスGPといえば歴史あるグランプリレースであり、F1好きなら一度は生観戦したいですよね。皆さんフランスGPはいつ開催されているのかをご存じですか。フランスGPは6月下旬から7月の頭のどこかで開催されることが多いです。フランスGPは国際レースとして最古の歴史を持ちます。1906年にフランス自動車クラブが独自にレースを行ったことがはじまりです。その後、1950年からはじまるF1世界選手権において1955年以外、毎年開催されるレースとなりました。しかし、フランスのドライバー・チームの激減などといった要因から一度は消滅し、2009年から2017年の間には開催されなかったのです。その後、関係者の尽力により、2018年に10年ぶりに復活しました。今回はそんなフランスGPの楽しみ方を紹介します。

フランスGPはここに注目すると楽しい

フランスGPが行われているポール・リカール・サーキットはバックストレートに吹き付ける風がかなり強いことで知られています。現在のF1マシンは複雑なエアロダイナミクスの上に成り立っているため、突発的な気流の変化に弱いです。そのため、強風がマシンに与える影響は大きく、それによりマシンの挙動が乱れることが多くあります。そのため、バックストレートでの強風への対処がレースの勝敗大きく左右するといっても過言ではないといえます。また、コースのタイヤへの負荷はかなり高いため、デグラデーションへの対応もレースの勝敗を大きく左右するといえるでしょう。このように、レースの特色を頭に入れた上で、ドライバーがどのような対処方法を用意してレースに臨むのか注目してみるとまた違った楽しみ方ができますよ。

他にもあります。フランスGPの魅力

フランスGPの魅力はまだまだたくさんあります。開催地であるポール・リカール・サーキットはル・キャステレ村にあります。ル・キャステレ村は中世に丘の上に立てられた要塞村です。中世の城の周りに建てられたのですが、外部の影響をあまり受けなかったため、当時の雰囲気が残っており、とても美しい村です。村の中には土産物屋やアトリエが多く、また、レストランも10軒近くあり、中世の雰囲気を楽しみながらこれらを巡ることが観光客にとても人気です。中世ヨーロッパの建築物が好きな方はぜひ、フランスGP観戦のついでに村巡りもしてみてはいかがでしょうか。このようにフランスGPはレースだけでなく観光も楽しむことができます。興味のある方はぜひ一度フランスGPの生観戦に行ってみてはいかがでしょうか。